Q&A教えて税理士さん®
U―17へ伝える責任(令和4年8月)

税理士会では租税教育事業を積極的に取り組んでいますね。

そうですね。税について正しく理解していただくため、次代を担う子どもたちのために実施しています。

どのような方を対象にしているのですか?

基本的には小学6年生の児童、中学ならびに高校3年の生徒です。

どのような授業内容になるのですか?

小学生には、主に日常の生活で税金で賄われている施設やサービスを理解してもらうことを通じて税の大切さを伝えています。

中学・高校では?

社会生活を営む上でなぜ税を納める必要があるかを具体的に考えてもらうこと、そのために法的な義務と権利を理解してもらいます。

税理士会として目指しているところをまとめていただけますか?

児童生徒の皆さんにお話しすることで、「気づきのポイント」をつかんでもらうようにしている点です。

授業の結果、これまでにどのような反響がありましたか?

特に中高生からは夏休みを利用して多数の税の作文が寄せられています。審査に苦労するぐらい優秀な作品が寄せられています。

今年も楽しみですね。

そうですね。私たちは税の専門家として、立ち止まることなく子どもたちに「伝え続ける努力」を行っていきたいと思います。ご家庭でも税についての会話が弾むことを期待しています。
(回答者:和泉洋税理士)
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